壁をすべる棒

839

 

 壁に立てかけた棒がすべり始める角度を求める計算式です。
 壁と床の両方の摩擦係数を考慮しています。

 前提として、棒の床面での水平方向の力が床での最大静止摩擦力を越えたときに、棒がすべり始めると仮定しています。

 壁の摩擦係数を無視(μ2=0)した場合は、よく知られた式になります。
 また、床の摩擦係数がゼロの場合は、棒は角度によらずすべり始めることがわかります。