包絡の条件
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■包絡の条件に関する解説です。 包絡の条件は、寸法のばらつきと形状のばらつきの相補関係を考慮した付加指定です。 ASME(アメリカ機械学会)の規定には、包絡原理(Envelope principle)というものがあり、ASME規格に準ずる図面では、特に指示のない限り、サイズには「包絡の条件」が適用されている、と解釈します。 なお記事中のJISの定義での「最大実体実効状態」(MMVC:Maximum Material Virtual Condition)は、完全形状(例えば曲がりのない形状)が最大実体サイズ(MMS)で出来上がっている状態を指しています。 |
キーワード
ASME,テーラーの原理,JIS B0420,最大実体状態,最大実体実効状態,包絡面,嵌め合い,サイズ,幾何公差