ラックの歯形係数

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 ラックは、歯数が無限大の平歯車とみなせるため、その歯形係数は平歯車の歯形係数の算出の考え方(30°接線法)を元に求められます。

 なおこの資料は、平歯車の歯形係数グラフの作成時に備忘録的に書き出したものですので、導出手順は少し回り道していることはご了解下さい。
 またこの計算では、ラックの歯先に荷重がかかるとした、JGMA方式での歯形係数を求めています。

 

 

 最終的に求められたラックの歯形係数YFは、圧力角20°の場合、約2.063となります。
 これは、右図に示す歯形係数グラフの、右端の位置(歯数=)に相当します。

 ちなみに、歯形係数の式にはモジュールmnの項が入っていますが、最終的にはこれは相殺され、歯形係数はモジュールの大きさには無関係となります。