セミトッピング形状の創成

4,710

 

 セミトッピングは、歯車の歯形加工時に同時に歯先の面取加工を行なう手法です。
 これにより、歯車外周のバリ除去や歯先の打痕、傷の防止を図ります。

 JIS(B4350:2002)には、セミトッピング歯形に関して、面取形状を円弧に近似した計算方法が紹介されていますが、実際の面取部分は、インボリュート曲線より創成されるため、ここでは厳密解となる計算手順について簡単に解説します。
 ポイントは、歯切工具側の面取の角度を圧力角とする、インボリュート曲線を考えることです。

 

 

<関連ページ>

歯形曲線上の点の座標

 

<参考URL>

プロチュバランスホブ・セミトッピングホブ-involutegearsoft (本記事で紹介した理論計算式を歯形生成に適用した具体例)