IT公差等級と基本公差 (はめあい)
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■IT公差等級と基本公差に関する解説です。 IT基本サイズ公差は、はめあい部品(穴と軸、キーとキー溝など)について、長さのサイズに対して許容されるサイズ公差を定めたISOのコード方式に属する公差で、JIS内でも様々な規格の中で登場します。(JIS B0401-1など) 例えばΦ10±0.01なら作れますが、Φ100±0.01は加工時に相当頑張らないと作れません。つまり、サイズによって精度とコストのバランスの取れた公差の幅、即ちサイズ公差があってもよく、これを規格化したのがIT基本サイズ公差というものです。 はめあいには、穴と軸の間にすきまを持たせるかしめしろを持たせるかによって、適切な公差値(上下の許容差)を組み合せる必要があります。(右図参照) |
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最後に、基本サイズ公差等級のグラフを紹介します。 |
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OPEOミニセミナー 「JIS 穴と軸のはめあい」
IT公差等級
IT公差等級に対応した、図示サイズとサイズ公差の関係を、グラフ表示するExcelシートです。
J~M列の任意の行のセルを選択すると、その図示サイズの階級に相当する範囲を、グラフ上でハイライト(赤色)表示します。
2023.11.15 更新 (revE→revE1)
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