要因数と累積誤差

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要因数と累積誤差に関する解説です。

 要因数(部品点数)が増えると累積誤差は必ず増加します。

 そのため、設計的には部品点数削減は、コストダウンはもちろん製品品質向上のための重要な手段となります。
 誤差(ばらつき)計算にはいくつか方法があり、ここではそれらの方法の違いが、累積誤差計算結果にどのような差異をもたらすかを解説しています。

 最後に、本文内のグラフを生成するExcelシートを添付します。
 このExcelでは一様分布及び正規分布に従う乱数を発生させて、モンテカルロ法による累積誤差計算を行なっています。

 

<参考文献>
栗山晃治、木下悟志 (2016), “設計者は図面で語れ! ケーススタディで理解する公差設計入門”, 日刊工業新聞社

 


 


2022.3.31更新 (revD→revE)


 

キーワード
累積誤差,単純加算,二乗和平方根,モンテカルロ,一様分布,正規分布,LS,RSS,過剰評価,過小評価