等高線グラフ

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 等高線グラフは、3次元空間に分布するデータを可視化するのに便利ですが、デフォルトで用意されている配色パターンは見た目はカラフルとはいえ、感覚的に少し違和感があります。
 次の画像は、ある関数で表現された曲面データ(Zernike多項式近似曲面)のデフォルトでの等高線グラフです。

 これを、サーモカメラ画像のように、高いところは赤く低いところは青く表示されるようにしたいケースは多々あります。
 例えば、下の図のような配色であれば、データの凹凸が認識しやすくなります。

 このような配色パターンの変更は、手動では非常に手間がかかるため、VBAを用いて凡例表示のカスタマイズを行ないます。
 そのプログラムは、比較的短いソースで記述できますので紹介します。

※ソースの原型は下記サイトに掲載されていたものです。
http://infinite-trouble.seesaa.net/article/453507450.html

 


 

 等高線グラフの配色は、デフォルトでは影のついた立体的な表示になりますが、これを平坦(フラット)に表示させたい時もあります。
 例えば前出のグラフでは、下図左のような表示から右のような平坦化表示にするケースです。

 手動では凡例のオプション操作でもできますが、少し手間のかかる作業なので、これを一括変更させるマクロを紹介します。

※ソースの原型は下記サイトに掲載されていたものです。
http://infinite-trouble.seesaa.net/article/453506932.html


 また、ソース中 PresetMaterialに設定する値については下記MSのサイトの記事も参考にしました。
https://docs.microsoft.com/ja-jp/dotnet/api/microsoft.office.core.msopresetmaterial?view=office-pia

 

 


等高線グラフ配色変更マクロ

 上記紹介のマクロの、ソースファイル(.bas)です。
 Excelのマクロファイル(.xlsm)にインポートして使用して下さい。

 


2024.6.2更新 (revB→revC)

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