動的公差線図

4,127

 

動的公差線図に関する解説です。

 動的公差線図は、最大実体公差方式(MMR)の適用による公差域拡大の様子を、視覚的に検討できる図として、JIS B0023:1996でも紹介されています。
 注) MMRなどはISO 2692:2014で規定されていますが、動的公差線図に関する記述がないため、おそらくJIS独自の表現方法と思われます。

 MMRは、すきまばめの場合のはめあい公差方式に適用されますが、設定した公差クラスに対応した幾何公差値を、動的公差線図を使って検討するためのツールを公開していますので、そちらも参照してください。(→こちら)

 

<参考記事>

JIS推奨はめあい公差と動的公差線図

 


 


 

キーワード
最大実体サイズ,最小実体サイズ,MMS,LMS,JIS B0023,JIS B0401,はめあい公差,公差クラス,すきまばめ,MMVS,クリアランス