暗黙的なTED

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 TED(理論的に正確な寸法)は、姿勢公差や位置公差の指定時に一部の幾何公差記号に対して使用されます。

 TEDは通常、指定面の姿勢や位置がデータムに対して保持すべき設計中心の寸法値として、四角枠で囲って図面上に明示されます。

 ところで、姿勢公差や位置公差にはTEDを参照しない幾何公差が存在しますが、この記事ではこれらが何故TEDを必要としないのかについて解説します。
 注目したいのは、暗黙的なTED(implicit TED)と呼ばれる、図示されないTEDの存在です。

 

 

<参考資料>

・ISO 1101:2011
・ISO 5458:2018