公差計算の基本手法

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公差計算の基本手法に関する解説です。

 公差計算手法には大きく2通りあります。

 一つは各部品公差を単純に加算した値を用いる方法(LS)で、もう一つはそれらの二乗和の平方根を用いる方法(RSS)です。
 前者は最悪状態を考慮し、後者は統計学的に適合品率を管理するものです。

 実設計では、これらの長所・短所を見極めて使い分けるとよいでしょう。

 



 


 

キーワード
単純加算,二乗和平方根,標準偏差,マージン,確率,統計,ばらつき,正規分布,3σ,不良率,不適合品率