傾きを考慮した公差計算1

4,825

 

傾きを考慮した公差計算の解説です。

 傾きを考慮した公差計算は、実際の設計においても配慮すべき項目の一つです。

 一般的には、幾何学的関係を基にした計算を行いますが、ここでは一部品の場合を例として傾きによる変位を、回転変換を使って求める方法を紹介します。

 また逆に、許容変位量(=公差)から、基準面が満たすべき幾何公差値を算出する方法も説明します。