共通データムの使い方

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共通データムに関する解説です。

 共通データムの概念は、実設計においても有用なものです。

 例えば、ある部品の異なる2つの面を相手部品に取り付ける場合、どちらの面を先に固定するかを指定する必要のない局面は多々あります。
 そのような部品設計では、この共通データムの特性を理解して、使いこなすことが重要となります。
 また、共通公差域(CZ)や形体グループとの組合せによる使用方法も、理解しておいた方がよいでしょう。

 

<参考規格>
・JIS B0022:1984 幾何公差のためのデータム
・ISO 5458:2018 GPS-Geometrical tolerancing-Pattern and combined geometrical specification

・ISO 5459:2011 GPS-Geometrical tolerancing-Datums and datum systems
・ISO 1101:2017 GPS-Geometrical tolerancing-Tolerances of form, orientation, location and run-out

 


 


 

キーワード
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