情報処理技術者

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<概要>

 情報処理技術者の試験用に、ポイント部分をまとめた資料です。
 主に応用情報技術者の試験範囲になります。
 試験の概要と勉強方法について以下に記します。

<応用情報技術者試験の概要と勉強方法>

午前:多肢選択式

 過去問をしっかりやっておけば6割以上は得点可能。
 午前問題で出題される、多数の情報系キーワードの意味を理解することで、午後の問題文が読み解きやすくなる。
 過去問は下記サイトが非常に役立つ。
 https://www.ap-siken.com/

午後:記述式

 全11問中5問を選択。但しセキュリティ系の1問は必須選択。
 解答候補から選択する形式と、文章で記入する形式の2通りの設問である。
 文章での解答は人により表現方法は様々で、試験センターから公開される模範解答文とは必ずしも一致しないが、設問で何を問われているかの読解力を身に付けておけば、多少表現が異なっても部分点はもらえると思われる。
 問題文が非常に長いので最初は戸惑うが、これも過去問をこなしていけば、どの箇所に解答のヒントが隠されているかが少しずつわかるようになる。
 参考書は色々出ているが、上記サイトで紹介されている本から選択するとよい。
 ちなみに私が使った参考書は下記。(毎年新版が出るので確認のこと)

小口達夫 (2016) “応用情報技術者 午後問題の重点対策” アイテック
高橋麻奈 (2017) “やさしい応用情報技術者講座” SBクリエイティブ
大滝みや子 (2016) “応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】” 技術評論社

<午後試験について>

出題分野

①情報セキュリティ(必須)
②ストラテジ系(経営/情報戦略など)
③プログラミング(アルゴリズム)
④システムアーキテクチャ
⑤ネットワーク
⑥データベース
⑦組込みシステム開発
⑧情報システム開発
⑨プロジェクトマネジメント
⑩サービスマネジメント
⑪システム監査

 自分の専門分野、得意分野に関係するものを予め6,7個選んでおき的を絞って勉強するのが良い。
 情報処理系を主たる業務としない人にとっては、プログラミングやデータベース系などは敷居が高いかもしれないが、経営戦略やプロジェクトマネジメント関連の出題があるのがこの応用情報技術者試験の特徴の一つでもあり、自身の知見拡大も視野に入れてこれらの分野の勉強をするのもよい。
 参考であるが、私が勉強用に選択したのは、①,②,④,⑦,⑨,⑩,⑪である。

 


 

<分野別キーポイント>
-情報セキュリティ系


-ストラテジ系


-システムアーキテクチャ系


-プロジェクトマネジメント系


-サービスマネジメント系


-システム監査系


-システム系

 


 

 

[参考文献]

小口達夫 (2016) “応用情報技術者 午後問題の重点対策” アイテック
高橋麻奈 (2017) “やさしい応用情報技術者講座” SBクリエイティブ
大滝みや子 (2016) “応用情報技術者 試験によくでる問題集【午後】” 技術評論社
矢沢久雄(2015) “出るとこだけ!基本情報技術者 2016年版” 翔泳社
角谷一成(2016) “基本情報技術者 試験によくでる問題集【午後】” 技術評論社