共通公差域 (CZ) の使い方
72,125
■共通公差域(CZ)の意味と使い方についての解説です。 CZが指示された面には、相手部品がガタつきなく安定して取り付くことを、設計意図として期待しており、加工もそれを踏まえて同一工程、段取りで行なわれることが望ましいです。 共通公差域の基本的な考え方は、それが指示された形体(面や中心線)が、元はあたかも単一の形体であったかのような、共通の幾何特性(姿勢や位置)を有する、というものです。 実設計では、このCZ指示を適用することが相応しいケースも多いため、記号の意味するところを理解し、効果的に使用するとよいでしょう。 |
キーワード
フィーチャ,common zone,combined zone