標準化

 標準化(standardization)は、英語をそのまま訳したような言葉ですが、規準化とか基準化とも表現される場合があります。
これらはどのように使い分けられるものなのか、CharGPTに聞いてみました(回答のサマリー部を一部編集)。

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Q:標準化 規準化 基準化はどれも同じ意味だと思いますが、分野によって使い分けがなされているものなのでしょうか?

A:分野ごとの使い分け例
・統計学・データ分析:
 「標準化」= zスコア化 (注:→データと平均値の差を標準偏差で割る操作のこと)
 「規準化」= 0~1スケーリング、または単位ベクトル化 (注:→この意味では「正規化」の方が一般的)

・工学・機械設計:
 「規準化」より「標準化」の方がよく使われる(JIS規格など)

・ビジネス・教育評価:
 「基準化」が使われることが多い

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 また、「規準化」という言葉に関して、次のようなコメントもありました。

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「規準化」を使うメリット
1. 数学的な規則性との親和性
 ノルム(norm)を使った正規化(例:x/||x||)に「規準」という漢字が直感的に合います。
 統計データの(x-x(bar))/σ という操作も、標準(standard)というより「規範化」や「規準化」とした方が、計算的な手続きの意味が伝わりやすい。

2. 規格や産業用語の「標準化」との混同を避けられる
 「標準化」はJISやISOといった産業規格の統一を意味する場合も多いので、統計分野であえて「規準化」を用いることで誤解が少なくなります。

3. 専門書でも使用例がある
 特に古典的な統計学の和書(戦前〜昭和初期の統計用語)では、「規準化」がしばしば使われていました。
 現代では「標準化」が多いですが、専門性を出すためにあえて「規準化」を採用する著者もいます。

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 なるほどな、とは思いましたね(^^)

 

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