IT公差等級と基本公差 (はめあい)

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IT公差等級と基本公差に関する解説です。

 IT基本サイズ公差は、はめあい部品(穴と軸、キーとキー溝など)について、長さのサイズに対して許容されるサイズ公差を定めたISOのコード方式に属する公差で、JIS内でも様々な規格の中で登場します。(JIS B0401-1など)

 例えばΦ10±0.01なら作れますが、Φ100±0.01は加工時に相当頑張らないと作れません。つまり、サイズによって精度とコストのバランスの取れた公差の幅、即ちサイズ公差があってもよく、これを規格化したのがIT基本サイズ公差というものです。
 この公差値を、所望の精度によってクラス分けしたのがIT公差等級となります。

 はめあいには、穴と軸の間にすきまを持たせるかしめしろを持たせるかによって、適切な公差値(上下の許容差)を組み合せる必要があります。(右図参照)
 この記事では、はめあいの公差指示方法とそれに関連するIT公差等級、公差クラスについて解説しています。

 最後に、基本サイズ公差等級のグラフを紹介します。
 公差等級はJISでは表形式ですが、ここではその等級表を視覚的に理解できるようにグラフ化しました。(右図参照)
 添付Excelではこのサイトで紹介している階段グラフの手法を用いています。
 公差等級欗に等級番号を入力すると対応したグラフが表示されます。

 

★この記事に関連した動画をYouTubeで公開しています。
 OPEOミニセミナー 「JIS 穴と軸のはめあい」

 



IT公差等級

 IT公差等級に対応した、図示サイズとサイズ公差の関係を、グラフ表示するExcelシートです。
 J~M列の任意の行のセルを選択すると、その図示サイズの階級に相当する範囲を、グラフ上でハイライト(赤色)表示します。

 

 

2022.5.27 更新 (revD1→revD2)